murmur

家から一歩も出ないことで起こる弊害

いい加減暑すぎてついにクーラー24時間体制になってしまった。
いよいよ電気代が心配なのでバイトするかぁという気持ち。になったけれど、うだうだ悩んで決まらないんだよなぁ先延ばしは悪いくせだよ本当に。

クーラー常時稼働体制になると、一歩も外に出なくなる。
今までは午後になると涼みに外に出かけていたけれど、外に出ると移動するだけで汗だくでえらい目にあう。家が涼しいなら一歩も外に出る理由はない。こうして家から一歩も出ない日が出来上がる。

家から出ないとどうなるかというと、昼ごはんを食べた後の眠気に逆らうことができないのでお昼寝をしてしまう。そして起きればもう夕方なのでまたぼんやりしてゲームして1日を終えてしまう。

不毛!

すごく不毛!!

これだから無職はいけない。
何か出かけるなりやることがあればいいが、暑さにやられていると行動できない。
今日は午前中から食料の買い出しに出かけたのでまだマシな1日を過ごしている。
たったこれだけで比較的にマシになってしまうという現実。
やばい。だいぶ良くない1日の過ごし方をずっとしている。

数日前に人と会ったのだけれど、待ち合わせ場所に炎天下の中自転車で行き、そして午後から夜まで人と過ごしたらそれだけで疲れて家に帰って即行で寝た。起きたのは次の日の朝だった。
たった1日外に出て人と会うだけでこの疲労っぷり。体力の低下が凄まじい。
よくない。だいぶよくない。


お絵描きしたいなとか、普段できていなかったことをしたいとは思うけど、いざ暇になるとやらないこの現象はなんなんだろう。結局現実逃避だったというわけか。
こういう自分に直面するたびとても残念な気持ちになる。
前向きに日々を捉えたいとか、前向きに物事を始めたいとか、そんなチャレンジングな精神を持っていたいけれどここ何年かそれが難しい。なぜだろう。体力の低下とかこれが老化なのかと思ったりするけれど、実際体力の低下は影響あるとは思うけれど、なんだろうな。コロナ禍を経て自己肯定感が爆下がりしてしまってから生きづらさが増した。やはり根拠のない自信は一寸先は闇の人生を生きるためには必要ってことだよね。

自己啓発本とか、仕事術みたいな本を読んでみたりもしたけれど、なかなか自分に落とし込むのは難しい。仕事術に関しては看護師だと活かしようがないしね。管理職なら活用できる面はあるのかもしれないけど、お客さん相手だし急変とか入院とか不穏とかコントロールできないものを相手にするから何も参考にならない。世に溢れる仕事術は基本話の通じる相手を想定している。話が通じないとか、そも相手が今にも死にそうとかじゃないんだもん。どうしろってんだよ。

色んな本に書いてあるけど、自分で決定できない、自分でコントロールできない環境はストレスが大きいんだって。
そりゃそうだと思うし、それだと看護も介護も、医療全体がそうだよなと思う。お客さん相手はこちらではコントロールできないことが多い。
そしてそういうケアワーカーは給料も低いんだ。なぜだろうね。もうみんな勝手に病んで死んでればいいのにね。

病棟にいた頃はコロナ禍になりレッドゾーン行かされたりして、いいように使われているなと思いうんざりして辞めた。クリニックでも結局いいように使われているなと思ったのですぐ辞めた。本当にうんざりする。自分たちがいないと業務が回らなくなるのにぞんざいな扱いをされるのはなぜだろう。そんな人に雇われるのはまっぴらごめんだし、関わりたいとも思わない。
しかし雇われで生きていくっていうのは結局そうなってしまうってことだよなと思う。経営者側はリスクを負ってるし、今なんて社会保険料高すぎて法人側の負担も大きい。だからといってフリーランスと契約したいっていう企業側も大概だと思う。今のなんでも言うこと聞いてくれる社員と同じことをフリーランスがしてくれると思うなよ、いいように使おうとすんじゃねぇと思う。

またうだうだ考えている気がする。というかしている。
考え込まずに何かする方が価値がある。とりあえずやってみることに一番価値がある。
今話題の進次郎構文でだって言ってるじゃないか。

「1度やってみて下さい。次やる時は2度目になってますから」

最初の一歩が一番難しい。
多分ここが容易いのは被扶養者である時なんだよな。
実家住みで家賃光熱費の心配がなく、なおかつ学費など賄ってもらえる時。
家が太い人ほどミュージシャンだったりアーティストになっているのは、お金を稼げない時期もしっかり支援を受けれるから。
私はこの期間が長すぎたと思う。自分で自分を賄わないと。その上でどうやったら楽しく生きていけるんだろうね。
生きるって難しいわ。

「患者とは、あるいは患者も含めて不幸な人とは、考え、考え、考え、考えている者」であり、認知症の人も統合失調症の人もがん患者も、「考えに考えをつづけています」。

中井久夫 人と仕事 みすず書房

引用しといてまだ本は読んだことないんだけどね。でもこの一文だけすごい記憶に残ってるんだ。
本当にそうだと思う。さすが精神科の先生よね。
案ずるより生むが易しなのよ。

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