去年の夏に今住んでいるところに引っ越してきたんだけど、思い返すとあの頃の自分はだいぶ様子がおかしかったなと。様子がというか調子が悪いというか、とにかくメンタル面が最悪だった。
去年はとにかくストレスフルで、一昨年末から最悪だったのが影響して年初めには大変なことになって仕事辞めたし、その後持ち直したかと思いきや久々の実家での生活がストレスフルすぎて夏に引っ越した。
この時がよくなかったなと思う。
この頃はとにかく自分の荷物の多さが嫌でしょうがなかった。
これは今でも変わらずそうなんだけど、荷物が多いとなんだか自分の体も重くなる気がして目につくと気分が萎える。
だいぶ書籍やディスク類は減らしたのでこちらはいいとして、服が多いなと未だに思う。
とはいえお出かけの時に着たい服や、お気に入りの物や普段着ではないけどこいつはまだ手元に置いておきたいという服がある。そういうのは必然使用頻度が少なくなるんだけど、たまに袖を通すことが楽しいし意味があるので捨てる選択にはならない。
お気に入りを長く温存するためには普段着が必要となる。
これには頓着しないのでとりあえずカットソーとジーンズなりとりあえず使えるボトムスがあればいい。
私は今まで制服のある仕事しかしていないので、通勤でしか着ない服には利便性しか求めない。夜遅く移動することもあるのに華美なものやスカートなど、犯罪を誘発する恐れのあるものなど選択肢に入らない。
だからこれらの服は本当にどうでもいいので服を捨てたいと思うと第一選択に登る。実際使用頻度が高くすぐヨレヨレになる。しかし使用頻度が高いため捨てると着る物がなくなってしまうので買い替えの決心がつくまで捨てない。
なんてことをしていると服が多いなと途方に暮れることがある。
これでも今はだいぶ減った。そのおかげで夏のTシャツはほとんどグッズTシャツだ。
大事にしまっていたところで数が増えてクローゼットを圧迫するだけ。私は物は使い切って捨てたい派。減価償却しきってさようならしたい。
だから服はなんだかんだ多いなと思いつつも、物を捨てたい欲が高まれば容赦なく捨てるし、必要な普段着は安い時に手に入れるし、大事な服はそれはそれでやはり残しておいて休みの日に着て楽しもうと納得できている。
後悔しているのはディスク類だ。
本はもういいかなという気持ち。今になってようやく漫画は電子で読めるようになってきた。だから今後は電子のみ購入する予定。
読みたい時は漫喫で在庫を調べて読みに行ったりもした。
ただディスクよ。お前たちはやはり場所を取るんだ。今は配信サービスもある。手元に置いておく意味とは?
そう思ってたくさん手放した。
手放しても問題ないやつもいれば、今になってなぜ手放したと頭を抱えるものもある。
配信って、シリーズ全てを配信しているわけじゃないんだよね。なぜか歯抜けだったりすることがある。
あぁ私あの時このシリーズ全部持ってたよね、と今になって遠い目をしてしまう。
手放して問題なかった作品だって、それは今配信されているからであって、いつ終わるかわからない。
やはり物理最強。
ハッキングされたネットワークだって電源落とせばそれ以上を防げることはニコニコ動画でも明らか。
物理が最強なのである。
でも物って場所を取る。
次引っ越しする時、こいつら皆一緒に移動かと途方に暮れることになる。
けれど手にしたそれらは、やっぱり好きなものなんだよね。
もちろん熱の波はあるから、波が引いている時に手放してしまうことはある。いつまた波が来るかなんて自分でもわからない。
ただ手放して後悔したものは、もしまた手に入れたらもう手放すことはない。
と思う。
多分そう。
だから今悶々と考えている。再度手に入れるかどうか。
ミニマリストには到底なれないなぁ。オタクだから。