
春が来る
3月ですね。
びっくりするぐらい一瞬で2月が過ぎた。ような気がする。
あまり月日の流れを早いと言いたくない。
忙しくしていて、慣れたことを漫然と続けた結果、あっという間に終わったなというのが正しい。時間は平等なので、早いってあまり口にしたくない。
それでも2月はなんだか短かった。
だって28日しかないんだもん。物理的に短いんだから、やはり早かったと言ってもいいのでは。
三寒四温の時期がやってくるので、体調を崩しやすい時期にはなるんだけど、私は1月も2月も風邪をひいていた。2月の風邪は病院の受診が遅くなったために尾を引いた。今ようやく調子が戻ってきた感がある。
しかし時期的に私は鼻がズビズビになる。
毎年花粉症では?と思うが目や肌にダメージはないので、いいや私は花粉症ではない。病は気から!を信条としているので検査を受けたことはない。
実際そこまで大変なことにはならない。ただなんか鼻が多いなと思うだけなので。
滅多に風邪をひかないし、長引くこともないのでちょっとしんどかった。
思い当たる節は、去年父親が急死したことと、そのタイミングで転職したせいだろう。
というかそれしかない。
1月には職場で同僚が退職するということで、その人の業務の引き継ぎというか内容を教わるなどしており、12月からずっと頭に新しいことを叩き込んでばかりだった。
なかなかにしんどかった。
最近ようやく落ち着いて仕事に取り込めるようになった。
こんなことしてると仕事を終えた後の自分の生活がおざなりになる。
なんだかんだ実家に帰ることもちょいちょいある。
そういえば、今月はようやく納骨だ。
普通は四十九日法要でやるのだけど、お墓が山奥かつ北にあるので、雪の心配があり春の彼岸まで待つこととなった。
久々に田舎に帰るなぁ。
もうあそこには、誰も住んでいないけれど。
何年も空き家状態の祖父母の家がある。父は手入れやお彼岸など、たびたび帰っては草刈りやら掃除をしていた。相続が大変になるから終わらしておいてほしかったなぁとは思うけれど、自分が生まれ育った家を手放すのは、きっと、思ったよりすぐにはできなかったんだろう。
なんとなく、きっと父の死に目には後悔するだろうなと思っていた。
コミュニケーションが不十分は自覚があったから。
けどこれは遡れば思春期までいくから、もうどうしようもないというか。
きっと結婚して子どもでもできていれば、子どもを介してコミュニケーションを取っていたんだろうなと思う。でも私はそのステージには行かなかったから、そのままの状態になってしまった。
これに関しては両親の不仲と、私があの二人がいる空間が嫌いだからというのもある。正直、父が亡くなったことで必然実家には母しかいないので、帰りやすくなったなと思う。
これは亡くなったのが母だったとしてもこう思っただろう。それほど私は両親がそろった空間が嫌いだった。
ようやく体調が戻ってきたので、そろそろ体を動かしたり、行けていなかった婦人科に行ったり、掃除はもっと暖かくなってからでいいや。
何か小さなことをちまちまやり遂げていきたい。
お花が欲しくなるね。こういう時は。