アニメ

偶像崇拝できないタイプのおたく

今日は劇場版ウマ娘プリティーダービーを見てきた。
ちなみにウマ娘のゲームはしたことないしアニメも見たことはない。
ただTwitterを見ていると作画がいいと話題だったので見てきた。
ただそれだけ。
そして強く感じたのが今回のタイトル。

そう。私は偶像崇拝できないタイプのおたくだ。

映画は面白かった。
初めてウマ娘を見たけれど、やはりレースは勝敗が分からずドキドキしたし、競馬の様子とかきっと競馬好きの人には刺さる映像だし、ナレーターだってゲストは絶対関係者の人でしょ。
ただひたすら走るが、レースごとにラストの作画は色が違ってアニメーターの作画の違いを楽しめるのもよかった。
必死こいて走ってるから絵の歪みで表現されるんだけど、行き過ぎでもない、とてもいい加減。これが行き過ぎるといわゆる作画崩壊系のアニメ表現になってしまう。
(ここでいう作画崩壊はいわゆるよく聞く作画崩壊ではなく、作画崩壊系アニメーターで使う作画崩壊。ややこしくてすまんな)

私はおたくと言ってもアニメ好きのおたくで、その中でも作画おたくに分類されるので、その、なんかすまんな。あまり需要のない感想文しか書けないぞ。

映画自体は満足だったんだけれど、最後EDだなと思ったところで突然今回の話のメインキャラたちがアイドルよろしくステージの上で歌って踊り始めた。

うわっ・・・

ドン引いてしまう私。

これ。この表現。
とてもよく見る。セルルックのCGが普及し、ライブ2Dなんて当たり前の昨今、本当によく見るキャラが突然踊り出す現象。

苦手。
すごく苦手。

まだ子供向けアニメとか、長期放送中のアニメのEDとかで、あぁネタ切れたんかなという様子で突然キャラが踊り出すのとかはまぁなんとも思わない。
特にTVだと明確にEDって本編と切り離されて作られてることあるし。

ただ映画ってさ、最初から最後まで丸っと作品なわけで。
そんな中突然踊り出すウマ娘たち。
別に曲をキャラが歌ってるのはなんとも思わない。よくあるし。

え?なんでステージの上で観客に囲まれて歌ってるの?
お前らウマだろ?

ウマ娘ってこういう世界観なの・・・?

あぁ。

天を仰ぐ。

繰り返すが私は偶像崇拝ができないおたく。
フィギュアとか、ポスターとか本当に持ってない。いやフィギュアは一応あるか。あるけども。

別にこれがウマ娘だからこんなどうでもいいこと愚痴愚痴言っているわけではない。
これが苦手だと思ったのは2.5次元舞台がきっかけだ。
私はヘタミュがきっかけで2.5を見るようになったんだけど、まずミュージカル作品のキャラ達がひたすら歌って踊ったりすることに拒否感はない。なぜなら舞台上ですでに歌って踊っているからだ。
しかしエリオス・ライジングヒーロという作品の舞台では2部構成になっており、1部で普通に演劇をした後に2部でなぜか皆歌って踊り出した。

え?お前らなんで突然歌って踊り出してんの?
しかもファンサまで・・・

え?
気持ちわ(自主規制)

このように世界観をぶち壊されて拒否反応が出てしまう。
キャラ達にはずっとキャラ達でいてほしい。
もちろん歌って踊っているからといってキャラを壊しているわけではない。ちゃんとそれに準じた歌や小芝居してる。(小芝居言うな)

でも苦手なんだよ!なんで突然歌って踊り出すんだよ!!
だったら最初からミュージカル仕様にしてくれよ!!

苦手。
ほんと苦手。
きゃーって手を振って楽しめないタイプのおたくだから。本当に苦手。

あくまで突然私の苦手要素が出てきたから見終わった時にどっと疲れてしまったけれど、映画は普通に面白かったです。
うまぴょいも正統派アニソンすぎて好きだよ。ああいうの好き。
ちょっとテンションについていけないところあったけど。
あと最近の女の子たくさんの作品ってこういう絵柄だよなぁって思いながら見た。
流行りを知ることは大事。必要。

いい勉強だったね。

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